出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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古典日本語[編集]
【味酒】
- 「三輪(の山)」又はその別称であった「三室」「三諸」にかかる枕詞。
- うまさけ三輪の社(やしろ)の山照らす秋の黄葉(もみち)の散らまく惜しも(長屋王 万葉集巻八-一五一七)
- 大三輪神社が酒の神とされることからか。大三輪神社の祭神は大物主神であり、直接に酒造の神とされているわけではないため、この枕詞から酒の神とされた可能性もある。なお、「みわ」自体も酒又は酒器を意味する古代語である。