ひとりごちる

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日本語[編集]

動詞[編集]

ひとりごちる【りごちる、一人ごちる】

  1. 独り言を言う。もっぱら連用形で用いられる。
    • 私は恰もお前が小屋の中に居でもするかのように想像して、声を低めてそう一人ごちながら、じっと息をつめてその雉子を見守っていた。(堀辰雄「風立ちぬ」)〔1938年〕
    • 馬鹿々々しく頭が腐抜けになったように、吾れ知らず「こんな所へくることよせばよかったなア」と又独言ひとりごた。 (伊藤左千夫『浜菊』)〔1955年〕

語源[編集]

古典日本語「ひとりごつ」より