出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]
ひとりごちる【独りごちる、一人ごちる】
- 独り言を言う。もっぱら連用形で用いられる。
- 私は恰もお前が小屋の中に居でもするかのように想像して、声を低めてそう一人ごちながら、じっと息をつめてその雉子を見守っていた。(堀辰雄「風立ちぬ」)〔1938年〕
- 馬鹿々々しく頭が腐抜けになったように、吾れ知らず「こんな所へくることよせばよかったなア」と又独言ちた。 (伊藤左千夫『浜菊』)〔1955年〕
古典日本語「ひとりごつ」より