盲亀の浮木

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日本語[編集]

成句[編集]

(モウキのフボク)

  1. 滅多に出会えることのないことの例え。
    • が、女の方では、そんなこととは知らないから、世にも手頼りない身の盲亀の浮木に逢った気で、真心籠めて小平太に仕える。(森田草平 『四十八人目』)

出典[編集]

涅槃経

  • 100年に一度浮上するとされる目の見えない亀が、海に浮いた木の穴に首を突っ込む位、まれであること。その位、仏の教えに巡り合えるのは難しいことを例えたもの。

類義語[編集]