羊羹

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日本語[編集]

この単語の漢字
よう
第三学年
かん
表外漢字
音読み

語源[編集]

  • 元は、羊の羹(あつもの)に似せて、小豆を用いた汁物の具材として、室町時代の日本の禅宗の寺院で作られた。

発音[編集]

名詞[編集]

(ようかん)

  1. (菓子) 小豆を主要な原料とする和菓子の一種。煮た小豆を潰し餡にしたものを、砂糖を加え小麦粉寒天などを用い凝固させたもの。寒天を用い凝固させたものを煉羊羹ねりようかんというが、近年は羊羹といえばこれを指すことが多い。
  2. (略語,) 羊羹色
  3. (略語) 羊羹紙

関連語[編集]

翻訳[編集]

諸言語への影響[編集]


中国語[編集]

発音[編集]

  • ピンイン: yánggēng
  • 注音符号: ㄧㄤˊ ㄍㄥ
  • 広東語
    • イェール式: yeung4gang1
    • 粤拼: joeng4gang1
  • 閩南語: iő-káng, io-kàng
  • 客家語: yòng-kâng, yô-kháng

名詞[編集]

  1. (まれ、古文)羊のあつもの
  2. (現代)和菓子の一種。

朝鮮語[編集]

名詞[編集]

양갱

  1. (菓子)羊羹。