身から出た錆

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日本語[編集]

ことわざ[編集]

から出た(みからでたさび)

  1. 自分行い報いとなって災い起こること。

語源[編集]

このことわざにおける「」とは「刀身」のことを元来は指しており、手入れを怠れば刀身は錆びつき駄目になってしまうことに由来するとされる[1]

同義句[編集]

翻訳[編集]

参照[編集]

  • 上方いろはがるた:身は身で通る
  • 尾張いろはがるた:蓑売りの古蓑
  • 幸田露伴『東西伊呂波短歌評釈』
    • 東のは鏽花外より到るにあらず、災星多くは自ら招くを云ひ、西のは、口あれば食はざること無く、肩あれば衣ざること無く、憂ふる勿れ身あれば即ち活くに足るとなり。東西共におもしろし。

脚注[編集]

  1. 学研辞典編集部編(2014)『日本語語源辞典』第2版、学研教育出版、37項 ISBN 978-4-05-304064-0