霍乱

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日本語[編集]

名詞[編集]

(かくらん)

  1. 夏季に生ずる下痢嘔吐を伴う体調不良の古い総称。軽度のものは、現在でいう暑気あたり、軽い熱射病から、重度ではチフスコレラ等の感染症も含む。
    虎列拉には 三種ありて、一を亜細亜虎列拉といい、一を欧羅巴虎列拉といい、一を霍乱という、此病には「バチルレン」というものありて、華氏百度の熱にて死す云々。(森鴎外 『みちの記』)
    金助はそれから二、三ヵ所の用達しを済ませて、その日の七つ(午後四時)ごろに今戸の店へ帰ったが、途中から胸が苦しくなって、わが家へころげ込むと共に倒れた。家内の者もおどろき騒いで、すぐに近所の医者を呼びにやると、医者は暑気あたりの霍乱であろうと診察した。(岡本綺堂 『廿九日の牡丹餅』)

成句[編集]

用法[編集]

  • 撹乱(正しい読みは「こうらん」)とすべきところに変換ミスを起こすことが多いので注意。現在では、成句以外で用いることは稀。