秒針

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日本語[編集]

名詞[編集]

(びょうしん)

5(25秒)を指す朱色の細長い針が秒針
  1. アナログ時計で現在時刻のを指す。通常、時針分針よりもさらに細い形をしている。
    • 1934年、平田晋策「昭和遊撃隊」[1]
      スミス少佐がじっと時計の秒針を見ている。一秒、二秒、三秒、五秒――二十秒。
    • 1942年、中島敦「狼疾記」[2]
      料理店の白い壁には大きな電気時計が掛かっていて、黄色い長い秒針が電燈の光を反射させながら、無気味な生物のように廻転している。

関連語[編集]

翻訳[編集]

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  1. 青空文庫(2010年8月3日作成、2011年5月17日修正)(底本:「少年小説大系 第17巻 平田晋策・蘭郁二郎集」三一書房、1994(平成6)年2月28日第1版第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000748/files/46576_40144.html
  2. 青空文庫(2004年8月10日作成)(底本:「山月記・李陵 他9篇」岩波文庫、岩波書店、1994(平成6)年7月18日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000119/files/42301_16282.html