かえりしな

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日本語[編集]

名詞[編集]

かえりしなしな

  1. 帰ろうとするとき
    • 一日に泊った翌日帰りしなになって、健康の話が出た。(宮本百合子「九月の或る日」)〔1926年〕[1]
    • 「何んだ、銭かい? まあ、帰りしなでもいいやな」「いいえ、父うさんは忘れっぽいから今すぐでなければ厭よ」(矢田津世子「神楽坂」)〔1936年〕[2]

類義語[編集]

対義語[編集]

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  1. 青空文庫(2003年9月15日作成)(底本:「宮本百合子全集 第十七巻」新日本出版社、1986年3月20日第4刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/3872_12826.html 2019年5月18日参照。
  2. 青空文庫(2008年8月25日作成)(底本:「神楽坂・茶粥の記 矢田津世子作品集」講談社文芸文庫、講談社、2002年4月10日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000317/files/47438_32490.html 2019年5月18日参照。