出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]
固有名詞[編集]
天 禄(てんろく)
- 日本の元号の一つ。安和の次で、天延の前。970年3月から974年12月までの期間のこと。
天禄 (てんろく)
- 天から授けられたもの。天の恵み。
- 「わたしは万里の遠方から来て、ここに仕官の身の上である。もし私に天禄があるならば、死ぬことはあるまい。天禄がなければ、あえて死を恐るるものではない」(岡本綺堂『中国怪奇小説集 続夷堅志・其他』)〔1935年〕[1]
- なぜなら彼は、喰うために、牛馬のごとく身を卑しめたとは思わないのである。少しでも、世のために働いたので、当然な天禄をもらうのだと、信念していた。(吉川英治『新書太閤記』)〔1939年-1945年〕
類義語[編集]