日本語[編集]
前漢から帝位を奪った王莽は、当時の貨幣に「金刀」と刻まれていたのを見て、「金刀」は組み合わせると漢の帝室の姓である「劉」となり、劉氏の復興を連想させるとして嫌い、「貨泉」と改めた。ところが、「泉」の字を分けると「白水」となり、「貨」の字を分けると「眞人」[1](立派な人物)となるので、白水郷から劉秀(のちの光武帝)が現れて後漢を興す予言になったという故事から。
出典は『後漢書』光武記。
白水真人 (はくすいしんじん)
- 後漢の再興を予言した言葉。
- 銭の別名。特に、古代中国の貨幣である貨泉のこと。
関連語[編集]