出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
誤読(ごどく)
- 漢字などの音や読みを誤ること。
- 皇海が何かの原因でスカイと誤読されてそのまま通用するようになったものであろう。皇は「すめ、すめら」と読むから皇海をスカイと誤読することは有り得よう。(木暮理太郎 『皇海山紀行』)
- 著作物などで、著作者の意図を誤解すること。
- 僕の「堕落論」その他のエッセイにしても、小説にしても、その反語にこもる正しい意味を理解し得ずに、軽率な判読断定を下すから、読者に誤読のお手本を与えているようなものである。(坂口安吾 『白井明先生に捧ぐる言葉』)