bis de eadem re ne sit actio

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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ラテン語[編集]

成句[編集]

bis eādem sit āctiō

  1. (大陸法系の訴訟法学)一事不再理

語源[編集]

副詞bis「ふたたび」
+前置詞dē(名詞の奪格形を伴って)「~について」+eādem(形容詞īdem「同じ」の女性単数奪格形)+(女性名詞rēs事案」の単数奪格形)
合わせて「再び同じ事案について」
+接続詞(接続法を伴って)「~ないようにせよ」「~ことなかれ」+sit(コピュラesse「ある」の接続法能動態三人称単数現在形)+名詞āctiō訴訟(が)」
nēは要求話法として接続法の文を導き、否定の願望、命令を意味する。その文が現在形であれば、これからのことについて否定の願望などを意味する。
文の主語はāctiō。
合わせて「訴訟がないようにせよ」
全体で「再び同じ事案について訴訟がないようにせよ」となる。

諸言語への影響[編集]

ラテン語: nē bis in idem