ごうむね

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

日本語[編集]

名詞[編集]

ごうむね

  1. 江戸時代大道芸などをして物乞いをして生活する集団。
    • 物貰には三種あるので、第一は非人から出るやつ、第二は乞胸から出るやつ、第三は願人坊主、この三種からいろ/\なことになつて居ります。(三田村鳶魚 『物貰ひの話』)
    • 「何だい、乞胸の親方なんか、そんなに持ち上げる奴があるものかい。金公、ちっと気を利かして口をきいておくれ、席が汚れるよ」(中里介山大菩薩峠 白骨の巻』)