たはし

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古典日本語[編集]

語源[編集]

  • 起源不明語幹である「たは」+「し」

形容詞[編集]

たはしし】

  1. みだらである。好色である。
    大に侏儒(ひきひと)・倡(わさ)優を進めて爛漫(みたりかは)しき楽を為、奇偉(あやしくうたてあ)る戯を設けて靡靡(タハシキ)声を縦(ほしままに)す《書紀 武烈八年三月(図書寮本訓)》
    『伊勢物語』『源氏物語』皆其習しを承て、たわしき教の第一なれど《箚録》

活用[編集]

基本形 語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 活用の種類
たはし たは (-しく) -しく -し -しき -しけれ シク活用
-しから -しかり -しかる -しかれ