出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
ちゃ
- (口語) 「ては」の砕けた言い方。
- 門口へ立ったなり中学校を教えろと云ったら、中学校はこれから汽車で二里ばかり行かなくっちゃいけないと聞いて、なお上がるのがいやになった。(夏目漱石 『坊っちゃん』)
- (口語) 「といえば」の砕けた言い方。
ちゃ
- (方言)(打ち消しを伴って)も。ということも。
- だれっちゃおらん。(誰もいない)
- なんちゃない。(何てことない、大丈夫だ)
ちゃ
- (「なくちゃ」「でなくちゃ」「しなくちゃ」の形で)あるべきである、そうあるべきである、すべきである。「なくちゃいけない」などの略。
- (新潟、岡山、福岡などの方言)だよ。だってば。