奇貨居くべし
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日本語
[編集]成句
[編集]由来
[編集]- 【白文】子楚、秦諸庶孽孫、質於諸侯。車乘進用不饒、居處困、不得意。呂不韋賈邯鄲、見而憐之曰、此奇貨可居。
- 【訓読文】子楚、秦の諸庶孽孫、諸侯に質たり。車乘進用饒(ゆた)かならず、居處困(くる)しみ、意を得ず。呂不韋邯鄲に賈ふに、之を見、憐みて曰はく、此奇貨居くべしと。
- 【現代語訳】子楚(後の秦の荘襄王、始皇帝の父)は、秦王の数多くいた妾腹の一人で、諸侯(趙、都は邯鄲)に人質に出されていた。(母国から見放されていたので)乗り物や身の回りの品は貧しく、住まいもみすぼらしいもので、手元不如意であった。呂不韋が、邯鄲に仕入れに出かけたとき、子楚に出会い、憐れんで言った、「これは掘り出し物だ。とっておこう」と。
翻訳
[編集]- ベトナム語: kỳ hóa khả cư
- 中国語: 奇货可居/奇貨可居