利用者:マクア

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年占(としうら)とは、その年のよしあし、農業漁業における豊凶、1年の毎月の天候などを占うことである[1]正月小正月前後、節分の夜、端午の節句七夕の夜、八月十五夜などに行われ、特に小正月に盛んに行われる。

年占の種類

粥占
「かゆうら」と読む。を用いて1年の吉凶を占う年占。毎年、日本各地の神社祭礼として行われる[2]
豆占
「まめうら」と読み、「豆焼(まめやき)」ともいう。小正月または節分の夜に、大豆小豆を12粒(閏年には13粒)並べ、いろりの熱灰の上で焼き、各月の天候を占う方法。豆が焦げて黒くなると雨になり、半分焦げれば曇り、はじければ晴れるとそれぞれ占われる[3][4]
作試し
「つくだめし」と読む。その年の農作における豊凶を占う方法。東北地方では「年見(としみ)」と呼ばれる[5]
競争による占い
年占の中には、何らかの形で競争を行い、勝敗によって、豊作・豊漁・豊凶などを占うものもある。石打ち競馬綱引き歩射競舟棒倒し相撲など様々な競技が行われる。

脚注