くさずり

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日本語[編集]

発音[編集]

名詞[編集]

語義2。鎧の胴から垂れている部分

くさずり

  1. 衣服摺り付けて、着色すること。また、その衣服[1]
  2. (武器) よろいの下に垂れている、板状の防具。一の板・二の板・三の板・四の板・菱縫板ひしぬいのいたからなり、これを揺糸ゆるぎいとで胴に付けて下腹部大腿部を防護する。大鎧の場合、前・後ろ・左脇に3枚、脇楯に1枚、合計4枚を垂らす。「草を摺る」の意とされるが、「鎖綴り」の意との説もある。

類義語[編集]

関連語[編集]

翻訳[編集]

(語義1)

(語義2)

脚注[編集]

  1. 上田万年松井簡治『大日本国語辞典』 金港堂書籍、第2巻、1916年10月23日、紙面1405ページ、デジタル625ページ、全国書誌番号:43022818、国立国会図書館デジタルライブラリー pid 954646/625