うきうた

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古典日本語[編集]

名詞[編集]

うきうた

  1. 酒宴などで御酒をあげるなどに歌われた。古代歌謡の一種元旦の節会に歌われた。
    • 水(みな)そそく 臣の嬢子(をとめ) ほだり取らすも ほだり取り 堅く取らせ 下堅く 彌(や)堅く取らせ ほだり取らす子 此は宇岐歌なり(『古事記』)(宮廷に仕える乙女が酒甕を手に持っている。酒甕を持ち、酒甕をしっかりお持ちなさい。ささえてしっかりお持ちなさい。酒甕を持つ乙女よ。これは宇岐歌である。)