出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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古典日本語[編集]
うきうた【宇岐歌・盞歌】
- 酒宴などで御酒をあげる時などに歌われた。古代歌謡の一種。元旦の節会に歌われた。
- 水(みな)そそく 臣の嬢子(をとめ) ほだり取らすも ほだり取り 堅く取らせ 下堅く 彌(や)堅く取らせ ほだり取らす子 此は宇岐歌なり(『古事記』)(宮廷に仕える乙女が酒甕を手に持っている。酒甕を持ち、酒甕をしっかりお持ちなさい。ささえてしっかりお持ちなさい。酒甕を持つ乙女よ。これは宇岐歌である。)