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しねる

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』

日本語

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動詞

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しねる

  1. 方言: 山形県庄内[1]宮城県仙台[1]常陸[1]・新潟県中部[2]つねる

関連語

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参照

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動詞:可能動詞

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しねる死ねる

  1. 死ぬ」の可能動詞。死ぬことができる
    • 1942年、坂口安吾「青春論」[3]
      いつでも死ねる、と一口に言ってしまえば簡単だけれども、そんな覚悟というものは一世紀に何人という小数の人が持ち得るだけの極めて稀れな現実である。
    • 1962年、山本周五郎「季節のない街」[4]
      学校が冬休みにはいっていたから、辰弥はその臨終を見た。初めに吐いた血を、父は新聞紙で隠しながら、まだ死ねない、いま死んでは困る、いまは困る、と歯をくいしばって叫んだ。

活用

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し-ねる 可能動詞活用表日本語の活用
ナ行下一段活用
語幹未然形連用形終止形連体形仮定形命令形
ねる ねる ねれ (無し)
各活用形の基礎的な結合例
意味語形結合
否定 しねない 未然形 + ない
意志・勧誘 しねよう 未然形 + よう
丁寧 しねます 連用形 + ます
過去・完了・状態 しねた 連用形 +
言い切り しねる 終止形のみ
名詞化 しねること 連体形 + こと
仮定条件 しねれば 仮定形 +

脚注

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  1. 1 2 3 東條操 編『全国方言辞典』2010年、四二九頁。ISBN 978-4-490-10002-0
  2. 日本国語大辞典第2版(小学館)
  3. 青空文庫、2006年1月11日作成(底本:「坂口安吾全集14」ちくま文庫、筑摩書房、1993(平成5)年3月10日第2刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/42624_21406.html
  4. 青空文庫、2018年9月28日作成(底本:「山本周五郎全集第十四巻 青べか物語・季節のない街」新潮社、1981(昭和56)年11月25日発行)https://www.aozora.gr.jp/cards/001869/files/57822_66094.html