そばへ

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古典日本語[編集]

語源[編集]

  • 動詞「そばふ(戯)」の連用形の形容動詞化

形容動詞[編集]

そばへ

  1. あまえている。ふざけている。たわむれている。
  2. 狂いさわいだ。特に、気象上の激しい動きにいう。
  3. むらしぐれている。
    嵐吹く時雨の雨のそばへにはせきの雄波の立つ空もなし〈藤原頼宗〉《万代 冬》

活用[編集]

基本形 語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 活用の種類
そばへなり そばへ -なら -なり -なり -なる -なれ -なれ ナリ活用
-に

名詞[編集]

そばへ

  1. あまえ、ふざけること。たわむれること。
  2. 狂いさわぐこと。特に、気象上の激しい動きの曰く。
  3. ある所だけに降っている雨。通り雨。わたくし雨。日照雨。むらしぐれ。