トーク:くそったれ

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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品詞[編集]

「くそたれ」は、名詞ですが、それも形容詞として使われていますか?例えば「くそたれな」も言えますか? Kampy 2011年8月2日 (火) 11:05 (UTC)[返信]

Kampyさん、素晴らしいご指摘です。「くそったれ」は口語ではありますが、連体修飾(限定用法:restrictive)として「くそったれ」という表現が自然に可能です。従って、この語は「形容動詞(adjective noun というよりも、"na-adjective"といった方が、理解しやすいでしょうし、国際的には正しいと思います)」の性質も持ちます。--Mtodo 2011年8月2日 (火) 12:24 (UTC)[返信]
名詞と形容詞の使い方や翻訳は違いますから、区別できるために項目を分かれたほうがいいと思ういます。Kampy 2011年8月2日 (火) 17:48 (UTC)[返信]

(インデント戻します)難しい問題です。形容動詞は、言語学的機能としては、一般的な意味での形容詞で、欧米においては、ナ-形容詞(de:w:Japanische_Grammatik#Na-Adjektive)と理解されるのは、正しい理解だと思います。しかしながら、これを、「形容詞的名詞(まさしくadjective noun)+助動詞『だ』」とする立場もはなはだ有力です。一応、形容動詞と「名詞+助動詞」の違いは、連体修飾(限定用法:restrictive)として「-」という表現が自然に可能か否かに求められますが、例えば、「無+○」という漢熟語の一連のシリーズを見ると、「無力無理無情」などは、「-」という表現が自然に可能なので、形容動詞と説明されますが、「無限無罪無冠」などはその様な表現は、あまり自然ではありません(かわりに、共通表現として「-」をとります)。造語の思想が同じであるのに、ただひとつの活用語尾がつけられないため、品詞が異なるという非合理に陥っているわけです(まあ、そもそも日本語文法に限らず、言葉は経験から生まれているので、合理性だけで統御されるものではありませんが)。私は、この場合品詞を分けても、同じ定義を記述するだけなので、項目を分けないという立場です。--Mtodo 2011年8月3日 (水) 19:25 (UTC)[返信]

そう言われてみれば、そうですね。では、訳語の部分を品詞で区別したほうが便利だと思います。例「健康」。ところで、英語の翻訳を見て、私は「くそったれ」が感嘆詞であるとも思いましたが、Mtodoさんはどう思いますか? Kampy 2011年8月9日 (火) 12:14 (UTC)[返信]
(^_^) Japanische Emoticon そうですね、英語の"Shit!"と意味も用法も同じです。「感歎詞」(Interjektion 一般的な日本語の言語学用語では「間投詞」、日本語文法用語だと「感動詞」-めんどくさいですね)といってもいいと思います。--Mtodo 2011年8月9日 (火) 19:44 (UTC)[返信]