分圧

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

名詞[編集]

(ぶんあつ)

  1. (熱力学, 物理化学) ある温度体積混合気体において、その成分の1つの気体が同じ温度・体積にあるとしたときに取る圧力の値。
    • 2010年、江口美佳「垂直配向カーボンナノチューブを用いた燃料電池」[1]
      必要に応じて,基板温度の制御を行う。また,Air/O2混合ガスを用いた場合の最適酸素分圧についても検討する。
    • 2015年、伊藤操子「ヨモギ(Artemisia princeps Palm.): 雑草としてのその素顔」[2]
      実際,米国やカナダの不耕起畑の問題雑草で長大なクリーピングルート系をもつ 4 種のキク科草本(セイヨウトゲアザミ,セイヨウヒルガオ等)に対して,空気中の二酸化炭素分圧を 285 から 380μatmに上げた実験では,3 年後には地下部/地上部比が 40%程度増加したという結果が得られている.

対義語[編集]

翻訳[編集]

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  1. 江口 美佳, 垂直配向カーボンナノチューブを用いた燃料電池, ホソカワ粉体工学振興財団年報, 2010, 18 巻, p. 74-80, 公開日 2017/12/29, Online ISSN 2189-4663, https://doi.org/10.14356/hptf.08109 CC BY 2.1JPで公開
  2. 伊藤 操子, ヨモギ(Artemisia princeps Palm.): 雑草としてのその素顔, 草と緑, 2015, 7 巻, p. 30-37, 公開日 2017/06/09, Online ISSN 2424-2551, Print ISSN 2185-8977, https://doi.org/10.24463/iuws.7.0_30 CC BY 4.0で公開