商集合

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

名詞[編集]

「0から999999までの整数」を分ける対象の集合とし、「1桁目の値が同じである」を同値関係とすると、以下の10つの同値類を一つの集合と見立てたものが商集合。

  • {0, 10, ..., 999980, 999990}
  • {1, 11, ..., 999981, 999991}
  • {2, 12, ..., 999982, 999992}
  • {3, 13, ..., 999983, 999993}
  • {4, 14, ..., 999984, 999994}
  • {5, 15, ..., 999985, 999995}
  • {6, 16, ..., 999986, 999996}
  • {7, 17, ..., 999987, 999997}
  • {8, 18, ..., 999988, 999998}
  • {9, 19, ..., 999989, 999999}

集合(しょうしゅうごう)

  1. (集合論, 代数学) ある同値関係を使って集合同値類に分けたときの、存在しうる全ての同値類から成る集合。同値類系ともいう。

用法[編集]

集合を A とし、同値関係を ∼ で表すとき、 ∼ を使って A を分けて得られる商集合を A/∼ と表す。

関連語[編集]

翻訳[編集]