退いて考える

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日本語[編集]

成句[編集]

退いて考える(しりぞいてかんがえる)

  1. その立場状況から離れて客観的視点から冷静に考えること。
    • しかし一歩退いて考えて見ると、かくまでに彼等が吾輩を軽蔑けいべつするのも、あながち無理ではない。――夏目漱石 (1905年). “図書カード:吾輩は猫である”. 青空文庫. 2023年7月2日閲覧。
    • しかし退いて考えるとあるいはこれはあまり早まりすぎた考えではなかろうかと疑わざるを得ない。――寺田寅彦 (1917年). “図書カード:物理学と感覚”. 青空文庫. 2023年7月2日閲覧。