雪質

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日本語[編集]

名詞[編集]

(ゆきしつ、せきしつ、せっしつ)

  1. 。特に降り積もった雪について。
    • 滑らかな直滑降に、スキーはすばらしくよく走り、後には高く雪煙りが揚がる。そのような雪質は理想的の「粉雪」即ち積雪の性質の一つを現わす意味での粉雪なのである。(中谷宇吉郎『雪』)〔1938年〕[1]
    • 空はクッキリと晴れているし、雪質は申し分ないし、キャラコさんは午前ちゅう夢中になってすべった。(久生十蘭『キャラコさん』)〔1939年〕[2]
    • 「S高原がスキーヤーの間で評判になったのは雪質が良いからでしょう。それも本当のところは正月から二月の始めまで。ふっと吹けばぱっと飛ぶようなさらさらの粉雪です。[...]」(大坪砂男『浴槽』)〔1950年〕[3]

関連語[編集]

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  1. 青空文庫(2012年12月14日作成、2013年1月8日修正)(底本:「雪」岩波文庫、岩波書店、2008年12月5日第13刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001569/files/52468_49669.html 2018年4月22日参照。
  2. 青空文庫(2012年12月14日作成、2013年1月8日修正)(底本:「久生十蘭全集 7」三一書房、1978年1月31日第1版第3刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001224/files/47487_33719.html 2018年4月22日参照。
  3. 青空文庫(2016年1月1日作成)(底本:「悪夢の最終列車 鉄道ミステリー傑作選」光文社文庫、光文社、1997年12月20日初版1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001824/files/57067_58185.html 2018年4月22日参照。