ところ

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日本語[編集]

名詞[編集]

ところ

  1. あることをする物理的空間場所
    何でも薄暗いじめじめしたでニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。(夏目漱石吾輩は猫である』)
    1. (ある人のところ)ある人がいる場所。(住んでいる場所や、いつも仕事をしている場所など)
      お盆休みには毎年おじいちゃんのところに行きます。
    2. 提供する場所、店。
      そば、お食事
  2. (他と区別される)集団、コミュニティ。
    映画界というは忘れっぽいである。(伊丹万作 『映画界手近の問題』)
  3. あるものや状況に属する性質の一部分、一状態、一状況一面
    幼いときから内気だった私にとって、お兄ちゃんの陽気で優しいところはとても好きだった。
    リーダーにばかり人気が集まり、結局おいしいところは全部彼に持って行かれてしまった。
    殊に、教養ある相当年配の婦人に扮する場合、今のまま進んだのでは、大に物足りないところがある。(岸田國士 『抽斗にない言葉』)
    1. 抽象的な概念の、それを特徴づける性質の一部分。
      人間の最奥なるところ、之を人間の空と言ひ、造化の最奥なるところ、之を造化の霊と言ふ。(北村透谷 『万物の声と詩人』)
    2. 論理的な推論の状態、結論。
      そのことについていろいろ考えてみたが、結局同じところに行き着いた。
      価値観の違いに基づく議論を続けても仕方がありません。落としどころをみつけませんか。
  4. 経過の状態、場面、局面。
    まちの美化活動も、身近なところから始めてみてください。
    皆が落ち込んでいたところに、嬉しいニュースが入ってきた。
    前半の演技ではミスが一つもなくていいところだったのに、最後に大失敗をしてしまった。
  5. (「動詞 + 」に接続、接続助詞のように用いる)時系列にそって説明するように接続する。
    試しに電源をつないでみたところ、故障して使えない状態であることが分かった。
  6. ある行為対象
    目のつけどころがよい。
    この際にあたりて、ひとり我が義塾同社の士、固く旧物を守りて志業を変ぜず、その好むところの書を読み、その尊ぶところの道を修め、日夜ここに講究し、起居常時に異なることなし。(福沢諭吉 『中元祝酒の記』)

複合語[編集]

翻訳[編集]