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漢字[編集]

字源[編集]

  • 会意形声。「」(人が土の上に立ったさま) + 音符「」(トウ・つきとおす)。又は「東(両端を縛った袋)」+「土」で会意とも(白川)。同系字:

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字音一覧
中古音 現代中国語 日本語 朝鮮語 ベトナム語
三十六字母 中古音の四声 広韻 平水韻 普通話 漢音 呉音 朝鮮漢字音 漢越語
A 澄母 上声 腫韻 zhòng チョウ ヂウ
ヂュウ
trọng
去声 用韻 宋韻
B 平声 錘韻 冬韻 chóng trùng

(呉音を「ヂウ」とする字書も「ヂュウ」とする字書もある。)

意義[編集]

(括弧内は『広韻』、外は『平水韻』に従う。一致する場合括弧は記さず。)

A: 上声腫韻あるいは去声宋(用)韻[編集]

形容詞[編集]
  1. おもい
    対義語: 「
  2. おもおもしい
    厳重」、「丁重」、「慎重」、「重罪」、「自重じちょう
  3. 賓語を伴って)おもんずるおもんじる。大切にする。
    派生語: 「尊重
    対義語: 「
名詞[編集]
  1. おもさ
    派生語: 「軽重」、「自重じじゅう
    対義語: 「
  2. ベトナム語声調の一つ「重声」。thanh nặngのこと。
  3. 日本漢字音において四声の下位分類。低く始まる声調と推定されている。「重」(全濁字)など声母全濁または次濁である字の漢音に確認される。
    平聲直低、有輕有」(平聲ひゃうしゃう、へいせいは直低にして、けい有りてちょう有り。)
    平声は平らで低く、があるとともにがある。安然『悉曇藏』)
    対義語: 「
    関連語: 「

B: 平声冬(錘)韻[編集]

動詞[編集]
  1. かさなるかさねる
    重複」、「重畳」、「重層的
    慶府」
    重なった山、重なった河川、重慶府ぢゅうけいふ蔣一葵『堯山堂外紀』)
副詞[編集]
  1. かさねてふたたび
    「爾時二子欲重宣其意、」(の時に二子かさねての意をべむと欲して、)
    そのときに二人の子はもう一度 自分の(沙門になるという)意思を(母親に)告げようと思って、『妙法蓮華經』「妙莊嚴王本事品第二十七」
量詞[編集]
  1. 。どれほどかさなったかを表す。
    十重二十重」。
    「輕舟已過萬山」(輕舟けいしゅうすで萬重ばんちょうの山)
    (私の乗る)軽くて速く進む小舟がすでに幾重もの山の間を通り過ぎた。(『早發白帝城』)

日本語[編集]

発音[編集]

熟語[編集]


中国語[編集]

  • *

形容詞[編集]

zhòng

  1. おも
  2. はなはだしい

名詞[編集]

zhòng

  1. 重量

動詞[編集]

chóng

  1. 重複する

zhòng

  1. 重視する

副詞[編集]

  1. (広東語 jung6)まだ
  2. (広東語 jung6)もっと

chóng

  1. ふたた

量詞[編集]

chóng

熟語[編集]


朝鮮語[編集]

*

熟語: 朝鮮語[編集]


ベトナム語[編集]

*

動詞[編集]

  1. おもんじる

人名[編集]

Trọng

  1. ベトナム人のミドルネームのひとつ。

コード等[編集]

点字[編集]