その

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日本語[編集]

名詞[編集]

その

  1. 庭園農業》(園、苑) 果樹草花野菜など植え区画土地園生そのう庭園
  2. 転義》(園、苑) ある物事われる場所また、ある特定の場所。
  3. 日本史(wp)》[古義](園/薗) 古代中世の、律令国家日本おける畠地はくち畑地)の一形態。律令用語で「園/薗(その)および園地/薗地(えんち)」は、元来、「水稲以外のものを栽培する土地」を意味していたが、「土地の多少従っ国民均等班給する耕地」を指すようになり、そこでは(wp)(wp)の栽培を奨励していた。使用世帯絶戸となった場合還公された。

類義語[編集]

語義1

派生語[編集]

語義1

語義2

語義3

  • 園地/薗地(えんち) :「薗(その)由来の律令用語。
  • 宅園地(たくえんち) :「薗(その)」由来の現代歴史用語。

連体詞[編集]

  1. 聞き手近く意識されるものを指す
  2. 聞き手が知っているか、話題上がっ事柄を指す。
    • Aさんを知っていますか。そのしてくれました。
  3. その人の。
  4. 言うのがはばかられる事柄を婉曲に表現する語。
    • その筋の人

関連語[編集]

日本語の指示詞
  近称-) 中称-) 遠称-) 不定称-)
指示代名詞 これ [複数: これら] それ [複数: それら] あれ [複数: あれら] どれ
指示代名詞 こいつ
こちらさま
そいつ
そちらさま
あいつ
あちらさま
どいつ
どちらさま
連体詞 この その あの どの
場所 ここ
こっから
そこ
そっから
あそこ
 
どこ
どっから
方向 こちらこっち そちらそっち あちらあっち どちらどっち
態様 こう
こんな
こんくらい
こんだけ
そう
そんな
そんくらい
そんだけ
ああ
あんな
あんくらい
あんだけ
どう
どんな
どんくらい
どんだけ

翻訳[編集]

感動詞[編集]

その

  1. ええとあの。言いよどんだ時に、まだ言い終わっていないことを示すフィラー