sine

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アイヌ語[編集]

カナ表記 

数詞[編集]

単純形(形容詞形)

  1. 一つ(の)、一人(の); 第一(の)。
  2. 単独(の/で)。

複合形(名詞形)

  1. sinép ネㇷ゚ この形は無生物にも動物にも人にも用いる。
  2. sinén ネㇴ この形は人にのみ用いる。

例文[編集]

  • Sine-sunku-us-i 単独で・エゾマツが・いつもそこに生えている・所。(地名)一本松。(知里「アイヌ語入門I」(1956))
一という数詞の限定がついているのに複数動詞 us が使われる例。この場合 us は反復習慣を表す。

翻訳[編集]

関連語[編集]

アイヌ語の数詞(連体詞)
1 sine シネ
2 tu トゥ
3 re
4 ine イネ
5 asikne アシㇰネ
6 iwan イワン
7 arwan アㇻワン
8 tupesan トゥペサン
9 sinepesan シネペサン
10 wan ワン
11 sine xx ikasma wan シネ xx イカㇱマ ワン
20 hotne ホッネ
30 wan e-tu hotne ワネトゥ ホッネ
40 tu hotne トゥ ホッネ
50 wan e-re hotne ワネレ ホッネ
60 re hotne レ ホッネ
70 wan e-ine hotne ワネイネ ホッネ
80 ine hotne イネ ホッネ
90 wan e-asikne hotne ワネアシㇰネ ホッネ
100 asikne hotne アシㇰネ ホッネ
  • 11~19, 21~29, ……は、ドイツ語の ein und zwanzig などとよく似た言い方をする。
    • ただし数詞のうちの連体詞なので xx の部分にも修飾される名詞が入る。
    • 11の使用例  11匹の犬 sine seta ikasma wan seta
  • 40, 60, 80, 100 は、フランス語の vingt を用いた20の倍数法とよく似た言い方をする。
  • 30, 50, 70, 90 は、それぞれに10を足すと40, 60, 80, 100 になるという言い方。
    • 例 wan(10) + e-(~で) + tu(2つの) + hotne(20)


発音[編集]

シ↗ネ

語源[編集]

  1. 印欧語族序数一と同語源または遠い昔の借用語とも考えられる、とする。
    tu, re をも見よ。
  2. si-ne と分解し、ne は名詞から形容詞を作るときの語尾、si- に意味を認め「本」「真」「自身」、なお数える指としての「si -mompet (拇指)」に関係があるかもしれない、とする。(知里「アイヌ語法概説」(1936))




英語[編集]

名詞[編集]

(通常sin と表記して用いる)

  1. (三角法)正弦サイン
  2. (数学)正弦関数サイン

発音[編集]

翻訳[編集]

  • カタルーニャ語: sinus 男性
  • ドイツ語: Sinus 男性
  • スペイン語: seno 男性
  • フィンランド語: sini
  • フランス語: sinus 男性
  • イタリア語: seno 男性
  • 朝鮮語(韓国): 사인
  • 朝鮮語(北朝鮮): 시누스
  • オランダ語: sinus 男性
  • 中国語: 正弦

関連語[編集]


アイルランド語[編集]

形容詞[編集]

sine

  1. sean(古い)の比較級

発音[編集]



ラテン語[編集]

前置詞[編集]

sine

  1. ~なしで(=absque

発音[編集]

派生語[編集]

  • フランス語:sans
  • イタリア語:senza
  • スペイン語: sin
  • ポルトガル語: sem

翻訳[編集]

関連語[編集]


タガログ語[編集]

名詞[編集]

sine

  1. 映画