くるとし

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日本語[編集]

名詞[編集]

くるとし

  1. あたらしくやってくるとし
    • 来る年を祝福して、よかれあしかれ是好年として積極的に迎える心持になりました。(宮本百合子『宮本百合子』)〔1940年〕[1]
    • 土地がせまくなったところへ、海外から大ぜいの同胞がもどって来たので、たいへん暮しにくくなり、来る年来る年も苦しんだことを思い出した。(海野十三『三十年後の東京』)〔1947年〕[2]
    • 私は来る年毎に必ずそれを考えるのだが、まだ一度だって実行出来たためしがない。(大倉燁子『今年の抱負』)〔1950年〕[3]

類義語[編集]

対義語[編集]

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  1. 青空文庫(2003年9月15日作成)(底本:「宮本百合子全集 第十七巻」新日本出版社、1986年3月20日第4刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/3968_13004.html 2018年4月21日参照。
  2. 青空文庫(2007年8月29日作成)(底本:「海野十三全集 第13巻 少年探偵長」三一書房、1992年2月29日第1版第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000160/files/1227_28153.html 2018年4月21日参照。
  3. 青空文庫(2012年11月1日作成)(底本:「大倉燁子探偵小説選」論創社、2011年4月20日初版第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001669/files/54481_49241.html 2018年4月21日参照。