なかだち

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日本語[編集]

名詞・サ変動詞:中立[編集]

なかだち(ち)】

  1. 会合などで、途中外すこと。
  2. 茶の湯で、懐石の後から濃茶点前が始まるまでの間、いったん客が露地腰掛移動すること。

活用

サ行変格活用
中立ち-する

名詞・サ変動詞:仲立[編集]

なかだち(ち)・

  1. 二者に入って、関係取り持つこと。仲介媒介。あるいは、それを行う人。仲人

活用

サ行変格活用
仲立ち-する

古典日本語[編集]

名詞[編集]

なかだちち・

  1. (現代日本語に同じ)仲立ち
    • たから多ければ身を守るにまどし。害を買ひ煩ひを招くなかだちなり。(吉田兼好徒然草』〔1330年〕)
      財産が多いと身を守ることがおろそかになる。害を受けて不幸を招く媒介である。