尾籠

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

異表記・別形[編集]

形容動詞[編集]

(ビロウ、おこ;もとは「おこ(をこ)」の当て字を漢語読みしたもの)

  1. 愚かな、下品な、くだらない
    • 尾籠びろうな話であるが室戸の宿の宿泊料が十一銭であったことを覚えている。(寺田寅彦 『初旅』)
  2. 大小便に関連してきたない無礼な。
    • 甚だ尾籠びろうなお話ですが、第一下痢げりをする時には何だかさめの卵か何かを生み落してゐるやうに感ずるのです。(芥川龍之介 無題 大正十五年六月)