累を及ぼす

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日本語[編集]

成句[編集]

及ぼす(るいをおよぼす)

  1. 迷惑をかける。巻き添えにする。
    • 大使ルージェール様の御身にしものことがあったら、国際関係にもるいを及ぼす大問題だ。――江戸川乱歩 (1930年). “図書カード:黄金仮面”. 青空文庫. 2023年6月17日閲覧。
    • 『――この辺で、かかって来たら、川番所のしもへと漕げ。大川へ入ったら、先に一名上って、邸の者を呼べばよい。然し、そう迄は急迫しまい。彼奴等かやつらも為損しそんじたらば、内匠頭の舎弟大学がどうなるか、浅野一族の芸州や土佐などにも、何ういうるいを及ぼすかくらいは、考えておる筈じゃ』――吉川英治 (1935年). “図書カード:新編忠臣蔵”. 青空文庫. 2023年6月17日閲覧。

関連語[編集]

参考[編集]

  • 『故事・俗信 ことわざ大辞典』尚学図書編集、小学館、1982年2月、1229頁。