読書甚解を求めず

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日本語[編集]

成句[編集]

読書甚解を求めず(どくしょじんかいをもとめず)

  1. 読書をしていて解らない所があるときは、無理に解ろうとはしないでしばらくはそのままにしておくこと。
    • ごろりところげてだいなり、坐団布ざぶとん引寄ひきよせてふたつにをつまくらにしてまた手当次第てあたりしだいほんはじめる。陶淵明たうえんめい所謂いはゆる甚解くらゐいがときに一ページむに一時間じかんもかゝることがある。何故なぜなら全然まるほかことかんがへるからである。――国木田独歩. “図書カード:都の友へ、B生より”. 青空文庫. 2023年5月13日閲覧。

由来[編集]

(白文)好読書不求甚解
(訓読文)書を読むことを好めども甚だしく解せんことを求めず、

参考[編集]