陸の河童

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日本語[編集]

成句[編集]

河童(おかのかっぱ)

  1. 陸へあがった河童」と同じ。
    • 旦那だんなまたひさしいものさ、ヘヽやつかましいのふうじると、をか水虎かつぱだ。――式亭三馬「四十八癖初編」『近代日本文学大系』第17巻、国民図書、1927年10月、770頁。
    • 海賊かいぞくは、うみにあつてこそ王者わうしやであり、海魔かいまでありるのだが、陸上りくじやうでは、いふところの「をか河童かつぱ」だ。――安藤盛「部落の珍風景」『海賊王の懐に入る』先進社、1932年5月、78頁。

参考[編集]

  • 『故事・俗信 ことわざ大辞典』尚学図書編集、小学館、1982年2月、189頁。