出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
顰 蹙 (ひんしゅく)
- 不快に感じて顔をしかめること。眉をひそめて嫌に思うこと。
- 私自身に就いて云うならば、斯ういう島民の扱い方に対して別に人道主義的な顰蹙も感じないが、さりとて之を以て最上の遣り方と推奨することにも多分の躊躇を感ずる。(中島敦 『南島譚 鶏』)
- サ行変格活用
- 顰蹙-する
- 不快に感じて顔をしかめること。眉をひそめて嫌に思うこと。
- ひとの下品な歩き恰好を顰蹙していながら、ふと、自分も、そんな歩きかたしているのに気がついた時みたいに、すごく、しょげちゃった。(太宰治 『女生徒』)
顰 蹙 (颦蹙 píncù)
- (文語)(心配や不快で)顔をしかめる、眉をひそめる。