出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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た 教科書体
書き順

日本語[編集]

名詞: 田[編集]

  1. () 主に栽培するための農地。特に、成長期において水を張るもの(水田)をいう。稲の他、藺草山葵の農園にもこの表現が用いられる。田圃たんぼ

名詞: 手[編集]

  1. 」を他の語と組み合わせるときに母音が変化したもの。

助動詞[編集]

  1. その事柄が話し手にとって、過去のものや既定のものになっていることを表す。
    • 昨日は雨が降っ
    • この辺は昔、森でし
    • シャボン玉が飛んでいっ
    1. 実況中継などで、直前過去を表す。
      • ピッチャー、第一珠、投げまし。打ちまし。いっ。大きい。入っ。ホームラン。いま悠々とホームイン。一点が入りまし
  2. 完了を表す。
    • やっとレポートを書き上げ
    • もうご飯は食べ
  3. 状態を表す。
    • 壁に掛け時計
  4. 従属文の時制が主文の時制に先行することを表す。
    • 優勝し人には賞金が授与されます。
    • ここに置いかばんがなくなった。
  5. 発見、確認、思い出し、念押しなどを表す。
    • ここにあっぞ。
    • 国境の長いトンネルを抜けると雪国であっ
    • お名前はなんでしっけ。そうでし。田中さんでしね。
  6. 判断がほぼ確定的であることを表す。
    • 5点差がついたときこの試合は勝っと思った。
    • 先が見えも同然だ。
    • これは入っでしょう。入りました、ホームラン。
  7. 一部の語彙において、事態の変化や終了などに関わる発話内行為を表す。
    • 了解しまし
    • それに決め
    • 失礼しまし。すみませんでし。ありがとうございまし
    • 田中がお伝えしまし。担当は田中でし
  8. 一部の語彙において、状態の発生や継続を表す。
    • 疲れ。くたびれ。飽き。驚い。びっくりし。よわっ。こまっ。腹が減っ
  9. その他語彙的なもの。
    • よかっ。たすかっ。やっ。でかし。しめ。しまっ。やられ。まいっ
  10. 虚辞的なもの。
    • よく見ほうがいい。(=よく見るほうがいい)
  11. 仮定内容を表す。
    • その会社を買収しとして、どのような利益や損失が発生するだろうか。
  12. 反実仮想において、過去または現在に関する帰結を表す。
    • あの時一人でいたら、今頃ここになかっだろ。 / いなかったろう。(後者はやや古風な言い方)
  13. 軽い命令を表す。
    過去の仮定的表現から。現在、そのようではないが、既にそうなっているべきであることを意味する。
    • さあ、どい、どい
    • さあ、買っ、買っ
    • はっけよーい、のこっ、のこっ
    • ちょっと待っ
  14. 意思や決断を表す。
    • バーゲン品か。よし買っ
    • もううんざりだ。こんな会社もう辞め
  15. 仮定の話をやわらかくさせる。
    • 雨が降ったら、明日の試合は中止になります。(cf. 雨が降れば、明日の試合は中止になります)
    • 行きたかったら行くべきです。(cf. 行きたければ行くべきです)
  16. 軽い命令を表す。
    • そろそろお帰りになったら
未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形 接続
たろ たら 特殊型
  • 活用語の連用形に付く。イ音便の一部と撥音便に付く場合には濁音「」となる
  • 仮定形「たら」には、「」を付けないことが圧倒的である。例文参照。

語源: 助動詞: 過去[編集]

古語日本語 たり

接頭辞[編集]

  1. 動詞・形容詞について語調を整える
    • ばかる
    • やすい
手の語根」と同語源とも考えられる。

古典日本語[編集]

代名詞[編集]

  1. 不定称の指示代名詞)だれ

関連語[編集]

日本語の指示詞
  近称-) 中称-) 遠称- 不定称-)
指示代名詞 これ[複数:これら] それ[複数:それら] あれ[複数:あれら] どれ
指示代名詞(卑称) こいつ そいつ あいつ どいつ
連体詞 この その あの どの
場所 ここ そこ あそこ どこ
方向 こちらこっち そちらそっち あちらあっち どちらどっち
態様 こう
こんな
そう
そんな
ああ
あんな
どう
どんな

文字コード[編集]