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ekte

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』

アイヌ語

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カナ表記 エㇰテ

異表記・別形

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  • ette (エッテ) (石狩方言)
ette (エッテ)になる方言形において、ekte (エㇰテ)は語源自覚的な綴り。

発音

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エッ↘テ、エㇰ↘テ
  • IPA(?): [ét̚te], [ék̚te]
  • X-SAMPA/e_Ht_}te, e_Hk_}te/

語源

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ek来る +‎ -teさせる

動詞

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ekte (複数形 arkire) (他動詞, 2項動詞)

  1. させる寄越よこす。

用法

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アイヌ語では、他動詞は単数・複数は、目的語(非使役者)の数と一致するため、単数形のekteは特に「一人、一頭を来させる」を表すのに対し、複数形のarkireは「複数の人を来させる・複数の物を寄越す」という意味になる。


ノルウェー語(ニーノシュク)

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語源

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中世低地ドイツ語 echt からの借用語 < 西ゲルマン祖語 *aiwahaft

発音

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  • IPA(?): /ˈɛkte/
  • IPA: /ˈækte/ (方言)

形容詞

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ekte (比較級 ektare, 非限定最上級 ektast, 限定最上級 ektaste)

  1. 本物の、真正の。
  2. 純血の。

対義語

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派生語

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ノルウェー語(ブークモール)

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語源

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デンマーク語 ægte < 中世低地ドイツ語 echt

形容詞

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ekte (比較級 ektere, 非限定最上級 ektest, 限定最上級 ekteste)

  1. 本物の、真正の。

対義語

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派生語

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