ふぐじる
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日本語
[編集]名詞
[編集]- 河豚の身を入れた味噌汁。ふくとじる。
- 嘘は河豚汁である。その場限りで祟がなければこれほど旨いものはない。しかし中毒たが最後苦しい血も吐かねばならぬ。――夏目漱石 (1907年). “図書カード:虞美人草”. 青空文庫. 2023年6月18日閲覧。
- 毒ありて活く生命にや河豚汁――種田山頭火 (1912年). “図書カード:雑信(一)”. 青空文庫. 2023年6月18日閲覧。
- 「中るもんですか、――若い時分には、四人で河豚汁をやって、三人まで死んだのに、あっし一人腹がチクリともしなかった事がありますよ、毒なんぞにやられるようなヤワな身体じゃねえ」――野村胡堂 (1935年). “図書カード:銭形平次捕物控 落胤殺し”. 青空文庫. 2023年6月18日閲覧。