カラン

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からん および がらん も参照。

蛇口

日本語[編集]

名詞1[編集]

カラン

  1. 蛇口じゃぐち水栓
    • 廊下へ出て、すぐ前の洗面室へはいつた。カランひねらうとしてふと気がつくと、水盤は栓がしつぱなしで、濁つた水が八分目ほどたまつてゐた。(神西清 『夜の鳥』)

語源[編集]

翻訳[編集]

蛇口#翻訳を参照

関連語[編集]

名詞2[編集]

カラン

  1. (化学) 二環式モノテルペンのひとつ。(caran)

副詞[編集]

カラン

  1. 鐘の音や下駄で歩く音を表現するオノマトペ。「カランカラン」や「カラーンカラン」、「カランコロン」など同じ音や似た音を二度続けて使用する場合が多い。
    • 切り仆したのは一人の武士、黒の紋付、着流し姿、黒頭巾で顔を包んでいる。お誂え通りの辻切仕立、懐中手をして反身になり、人なんかァ殺しゃァしませんよ……といったように悠然と下駄の歯音を、カラーンカラン! 立てて向うへ歩いて行く。(国枝史郎 『染吉の朱盆』)