出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
からん および カラン も参照。
がらん
- 何もなくて広々としている様を表す擬態語。
- 九時過ぎたので、床屋の弟子の微かな疲れと睡気とがふっと青白く鏡にかゝり、室は何だかがらんとしてゐる。(宮沢賢治 『床屋』)
- (しばしば、「がらんがらん」等と繰り返して)金属製の濁った騒々しい音を表す擬声語。
- 馬車別当が、こんどは鈴をがらんがらんがらんがらんと振りました。音はかやの森に、がらんがらんがらんがらんとひびき、黄金のどんぐりどもは、すこししずかになりました。(宮沢賢治 『どんぐりと山猫』)
- 広々としている
がらん