他山の石

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日本語[編集]

名詞[編集]

他山タザンいし

  1. 吟味したうえで教訓などにするべき、他人の劣っていたり、誤っている言説や行動。
    • 文学者の文学論、文学観はいくらでもあるが、科学者の文学観は比較的少数なので、いわゆる他山の石の石くずぐらいにはなるかもしれないというのが、自分の自分への申し訳である。(寺田寅彦 『科学と文学』)

由来[編集]

  • 詩経・小雅・鶴鳴』中の「它山之石、可以為錯」及び「它山之石、可以攻玉」の句より。「錯」は砥石、「攻」は磨くの意。「他山の石以て玉を攻むべし」の句で知られる。

翻訳[編集]