出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
熱化学方程式 (ねつかがくほうていしき)
- (古語・廃語, 熱化学) 「C(黒鉛)+O2(気)=CO2(気)+394kJ」のように、物質の量の収支とエネルギーの収支を一つの等式として書き表したもの。
長らく日本の後期中等教育でのみ用いられたが、令和4年度の学習指導要領改正で、エンタルピー・エントロピーに置き換わる形で廃止された。これにより、「化学反応を表すのになぜか『=』を用いる」「高校と大学・留学でエネルギー収支の符号が反転する」という熱化学方程式を用いるデメリットが解消された。