あたじけない

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日本語[編集]

形容詞[編集]

あたじけない

  1. けちである。深い
    • 要するに先生の暮しは贅沢ぜいたくといえないまでも、あたじけなく切り詰めた無弾力性のものではなかった。――夏目漱石 (1914年). “図書カード:こころ”. 青空文庫. 2023年6月4日閲覧。
    • ……そんな奴と、そんなあたじけない料簡の奴と一しょにされてたまるもんかというかれの存念だった。――久保田万太郎 (1928年). “図書カード:春泥”. 青空文庫. 2023年6月4日閲覧。
  2. 取るに足りない

活用[編集]

派生語[編集]