おんな

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

発音[編集]

X-SAMPA: [onna_H]

音取 (東京):

語源[編集]

「小川」など「小さな」という旨を表す接頭語・「ヲ(小)」+女性を表す「メ(女)」に通じるという「甲類ミ(女)」+人を表す語につき親愛の意を表す接尾語・「ナ」からなる古典日本語をみな」の音が変化したもので、意味は「少女」。 本来は「おとめ」より幼い童女を指す言葉。

現在の意味は、当てた漢字「女」の意味で、この音の本来の意味とは関係ない。 本来の対語である「をぐな」は消滅し、この語も意味が消えて変化した音だけが残った。

名詞[編集]

おんな (歴史的仮名遣い をんな)

  1. のうち)でない側の者。女子。またはY染色体を持たず、子を産むことが出来る性別である女性。(専ら人だけについて用いられる言葉であり、動物について言う場合には「めす」という語を用いる)。
  2. 特に一人前の女。初潮を迎えた女性。処女でなくなった女性。性的機能や欲求が維持されている女性。
  3. (心根が優しく たおやかで人を包み込む温かさを持つといった)女らしい女。
  4. (卑語) 女性恋人愛人情婦。女性との交際
  5. ニュース報道容疑者被疑者被告人の女性。
  6. 女性としての価値名誉
    • 女を上げる。

対義語[編集]

関連語[編集]

翻訳[編集]

女性 — 「女性#翻訳」を参照のこと
彼女 — 「彼女#翻訳」を参照のこと

接頭辞 [編集]

おんな

  1. になる二つのものがあるとき、きびしくなく、容易である方。
    • 女段、女坂、女山。