アバウト

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

日本語[編集]

語源[編集]

英語 about からの借用語 < 中英語 aboute < 古英語 onbūtan < on- + būtan

  • 原語の場合、「アバウト」のような意味での形容詞用法はない。

形容動詞[編集]

アバウト

  1. (情報、数量、方法、過程、人の性格などが)大雑把なさま。大まかなさま。
    • ごくごく大ざっぱに見積もりますと、この十年で大体半分ぐらいになったのではないか。これは非常にアバウトな話でありますけれども。(荒木宏、第84回国会衆議院)〔1978年〕[1]
    • いや、そんなことは考えなくってもいいんだと、財政難を何とか乗り越えるためには今回の負担は当然なんだと、こういうお考え方もあるでしょうけれども、そんなアバウトなやり方でいいんでしょうか。だから聞いているんです。(山本孝史、第154回国会参議院)〔2002年〕[2]

[編集]

  1. 「第84回国会 衆議院 大蔵委員会 第25号 昭和53年4月18日」国会会議録検索システム https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=108404629X02519780418&spkNum=38&single 2020年5月29日参照。
  2. 「第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号 平成14年7月2日」国会会議録検索システム https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=115414260X01520020702&spkNum=41&single 2020年5月29日参照。