安心立命

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日本語[編集]

成句[編集]

呉音: あんじんりゅうみょう 漢音: あんしんりつめい)

  1. 信仰によって煩悩を絶ち、悩まず心を乱さないこと。
    すべて此等の宗教(?)は、人生安心立命の道を教へる。そしてこの安心立命に至る手段は、要するに欲望を捨て、義務感を去り、生活に対する一切の責任感をあきらめてしまふことにあるのだ。既に一切をあきらめる。故に焦燥もなく、煩悶もなく、義務感もなく、真に無為不善で居りながら、しかもまたその無為によつて退屈に悩まされることもない。即ち所謂悠々自適」の境に達し、安心立命して暮すことができるのだ。(萩原朔太郎『病床生活からの一発見』)

由来[編集]

  • 儒教に由来する成句「安身立命」について、達磨大師が「身」を「心」と解して禅宗に取り入れたもの。なお、「身」と「心」は中国語においては、現在も達磨の当時も音が異なる。