招じる

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日本語[編集]

動詞[編集]

じる (しょうじる)

  1. (他動詞) まねく
    • 1910年、岩野泡鳴「泡鳴五部作」[1]
      義雄は加藤を有馬の客間に招じ、勝手にがらす窓を明けて涼しい夜風を通し、渠を勇にも紹介した。
    • 1936年、野村胡堂「銭形平次捕物控」[2]
      ガラッ八はそう言いながら、入口に待たしておいた、十八九の娘を招じ入れました。

活用[編集]

類義語[編集]

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  1. 青空文庫(2016年9月9日作成)(底本:「泡鳴五部作 下巻」新潮文庫、新潮社、1994(平成6)年1月15日3刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000137/files/51867_60142.html
  2. 青空文庫(2020年6月27日作成)(底本:「銭形平次捕物控(六)結納の行方」嶋中文庫、嶋中書店、2004(平成16)年10月20日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001670/files/56305_71302.html