知らぬが仏

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日本語[編集]

ことわざ[編集]

らぬがほとけ

  1. 事実を知らないが故に心を乱されず仏のようにいられるの意。
  2. 知らないほうが気楽で幸せであるの意
    • 自分が、それを知ったため、応急手当出来る場合はともかく、それ以外は知らぬが仏でいたい。(菊池寛 『私の日常道徳』)
  3. 転じて、知らないでいることをあざける。
    • 二絃琴の御師匠さんの所で聞いた評判を話したら、さぞ 怒るだろうが、知らぬが仏とやらで、うんうん云いながら神聖な詩人になりすましている。(夏目漱石 『吾輩は猫である』)

類似のことわざ[編集]

参照[編集]